気になってたUSBブートのWindows 8をやり直してみました。
前回、挫けたSandisk Extreme USB 3.0 64GBへのWindows 8インストールですが、いろいろ考え直してみました。
仕事でよくVHDを検証で使うのですが、マウントすれば、ハードディスクとして認識されるはずなので、インストール後にWindows Updateも出来るのではと、試してみました。
前回の作業でも使ったWindows PE 4.0をインストールした別のUSBメモリで起動します。
Windows PEが起動したら、diskpartコマンドから、Sandisk Extreme USB 3.0 64GBを初期化して、パーティションを作成しました。
- diskpart
- list disk
- select disk 1
- clean
- create partition primary
- select partition 1
- format fs=ntfs quick
- active
- assign
- list volume
- exit
ISOファイルをマウントして、仮想DVDドライブとして使えるUSBハードディスクにを持っていたので、事前にWindows 8評価版のISOを指定しておき、NUCにつなげます。
このHDDは、ISOマウントがハードウェアエミュレートなので、新しいNUCでも問題なく使えました。
では、マウントしたWindows 8のインストールメディアのルート直下にあるBOOTフォルダを参照し、bootsectコマンドで、対象のSandiskにマスターブートレコードを書き込みます。
bootsect.exe /nt60 <Sandiskのドライブレター>
ここで、アクセス権のエラーが出たので、/forceオプションを指定して、強制書き込みを実施しました。
ここからが前回と異なります。
diskpartコマンドから、VHDファイルを作成して、マウントします。
- diskpart
- create vdisk file=D:¥windows8eval.vhdx maximum=32768 type=fixed
- select vdisk file=D:¥windows8eval.vhdx
- attach vdisk
- exit
インストール後の再起動では、綺麗に起動しませんw
Windows PEが起動したら、先ほどの手順と同じ要領で、VHDファイルをマウントします。
この時、attach vdisk の後でassignとlist volumeを実行して、VHDファイルのマウント先がどのドライブレターか、確認しておきます。
- diskpart
- select vdisk file=D:¥windows8eval.vhdx
- attach vdisk
- select partition 1
- assign
- list volume
- exit
インストール後のbcdに関するエラーを対処するために、bcdbootコマンドを実行します。
- bcdboot <マウントしたVHDファイルのドライブレター> ¥Windows /s <Sandiskのドライブレター> /v
- bcdedit /store <Sandiskのドライブレター>¥boot¥bcd /set {bootmgr} locale ja-jp
- bcdedit /store <Sandiskのドライブレター>¥boot¥bcd /set {default} locale ja-jp
なので、このままWindows PEをシャットダウンして、BIOS設定でSandiskから起動します。
いやぁ、無事にOut of Boxが開始され、初回設定の画面まできました。
Wifiの設定もして、Windows Updateも試したところ、無事に完了しました。
これでWindows To Go 認定のUSBメモリを買い直さなくてすみました 笑